ジョエル・エンビード「3Pを打つのは好きじゃない」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは、3Pショットをオフェンスオプションのひとつとしているビッグマンだ。
近年のリーグではビッグマンにも3Pショットが求められ、エンビードはその代表格のひとりだと言えるだろう。
だが、エンビードは伝統的なセンターらしいプレイを好んでおり、3Pはあくまでチームの戦略のために打っているようだ。
エンビードは3Pショットについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「3Pを打つのは好きじゃない。俺たちのスペーシングのためにやってるだけ。打たなきゃいけない時がある。俺はペリメーターにいて、チームメイトたちをオープンにしなきゃいけない。なぜなら、すべての注意が俺に向いていることがあるからね」
「3Pを打つのは好きじゃない。機能させるためにやってるだけ。ただ、ここ数試合、主にここ2試合かな。ペリメーターにいた時、それは3Pを打たなきゃいけないということじゃないと考えてる。俺がワイドオープンだったとしても、今夜と(ニューヨーク・)ニックス戦は何度か打てる機会があったと思うけど、俺はワンドリブルでミドルレンジショットを打ったんだ。そのほうが俺はやりやすい。そして機能してる」
かつてはインサイドで爆発力のあるビッグマンが求められていたが、今求められているのはアウトサイドショットを得意とするビッグマン。
今後もその流れは続くであろうが、エンビードにはビッグマンの形をさらに進化させてもらいたい。
なお、今季のエンビードは33試合に出場し、平均33.7分のプレイで26.4得点、13.2リバウンド、3.5アシスト、1.8ブロックショット、FG成功率48.0%、3P成功率27.6%を記録。
キャリアではレギュラーシーズン通算127試合に出場し、平均30.0分のプレイで23.2得点、10.8リバウンド、3.0アシスト、1.9ブロックショット、FG成功率47.9%、3P成功率31.2%を記録している。
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