アメリカ代表のケビン・デュラントはセルビア代表とのグループステージゲーム第1Q最終盤にバシリエ・ミチッチにショルダータックルを見舞われ、コートの外に突き飛ばされた。

アメリカ代表を指揮するスティーブ・カーHCは、すぐにアンスポーツマンライクファウルを主張。

レフェリーはアンスポーツマンライクか否か判断するために映像による確認に向かったが、結果的にアンスポーツマンライクファウルに格上げされることはなかった。

映像を見る限り、明らかにアンスポーツマンライクファウルのように思えたが、レフェリーはなぜ通常のファウルにとどめたのだろうか？

basketnews.comによると、レフェリー団は映像で確認するためにスタンドに向かった後、「映像が機能していない」と言ってコートに戻ったという。

レフェリーはその後、カーHCに状況を説明すると、カーHCも苦笑いするしかなかった。

この日はショットクロックや選手交代のタイミングなどでいくつか問題が発生したが、残りの試合ではトラブルが発生しないことを祈るばかりだ。

なお、この日のセルビア代表とアメリカ代表のチームスタッツは以下の通りとなっている。

–	SRB	USA
PTS	84	110
TRB	32 ORB：10 DRB：22	39 ORB：6 DRB：33
AST	18	24
STL	12	9
BLK	0	3
TO	13	17
FG％	41.9％ （31/74）	62.3％ （43/69）
3P％	24.3％ （9/37）	56.3％ （18/32）
FT％	76.5％ （13/17）	60.0％ （6/10）