フランス代表HCがビクター・ウェンバンヤマに苦言「ボールを止めすぎた」
フランス代表はグループステージを2勝1敗で終え、決勝トーナメント進出を決めた。
フランス代表にとって今回のオリンピックは地元開催であるため、何としてもメダルを勝ち取りたいところだろう。
だが、グループステージ最終戦のドイツ代表戦では十分なパフォーマンスを見せることができずに完敗。
フランス代表のヘッドコーチを務めるビンセント・コレットは、ビクター・ウェンバンヤマのプレイが敗因のひとつだったと考えているのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、コレットHCはドイツ代表戦のウェンバンヤマについて、次のように指摘したという。
彼はボールを止めすぎた。
アグレッシブに仕掛けてくる相手に対し、あのようなプレイはすべきではない。
1on1で攻めることができるチャンスは決してない。
なぜなら、相手はダブルチームを仕掛けてくるからね。
ボールを回すことが重要だ。
ドイツ代表戦のウェンバンヤマはタフショットが目立ち、またアシストはわずか1に終わった。
スタッツはまずまずの数字を残しているものの、コレットHCは選手全員を巻き込む戦略を立て、ウェンバンヤマをもっと効率的にプレイさせなければならないのかもしれない。
なお、ウェンバンヤマのグループステージのスタッツは以下の通りとなっている。
– | BRA | JPN | GER |
---|---|---|---|
MP | 31 | 31 | 28 |
PTS | 19 | 18 | 14 |
TRB | 9 | 11 | 12 |
AST | 2 | 6 | 1 |
STL | 4 | 2 | 2 |
BLK | 3 | 2 | 1 |
TO | 3 | 2 | 3 |
FG% | 53.8% (7/13) | 46.2% (6/13) | 45.5% (5/11) |
3P% | 25.0% (1/4) | 60.0% (3/5) | 42.9% (3/7) |
FT% | 57.1% (4/7) | 100% (3/3) | 100% (1/1) |
+/- | +11 | -2 | -8 |