準決勝敗退のフランツ・バグナー「僕たちのバスケットボールをしていなかった」
FIBAバスケットボールワールドカップチャンピオンのドイツ代表はパリオリンピック準決勝で地元フランス代表に敗れ、銀メダル以上の獲得のチャンスを失った。
ドイツ代表は第1Qを7点のリードで終えたものの、第2Qはわずか8得点にとどまると、最終的に4点差で敗れた。
金メダル獲得を目指していたドイツ代表にとって痛恨の敗戦と言えそうだが、この日10得点に終わったフランツ・バグナーによると、ドイツ代表は彼らのプレイをしていなかったという。
バグナーは準決勝敗退が決定した後、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
第1Qが終わった後、彼ら(フランス代表)にリズムを崩されてしまった。
彼らのディフェンスを称賛しなければならない。
今日の彼らのディフェンスは素晴らしかった。
彼は僕たちよりリバウンドを奪っていた。
彼らには腕が長いガード、ウィング、フィジカルな選手がいる。
もちろんウェンビー(ビクター・ウェンバンヤマ)とルディ(・ゴベア)がいる。
(マティアス・)レソートは本当にフィジカルが強い。
皆サイズがある。
今日の彼らは良い仕事をした。
彼らを称賛しなければならない。
僕たちは僕たちのバスケットボールをしていなかったと思う。
それがすべてだ。
ドイツ代表は平均86得点で準決勝まで勝ち上がったものの、準決勝ではわずか69得点にとどまった。
ドイツ代表は銅メダル獲得をかけ、NBAオールスタービッグマンのニコラ・ヨキッチを擁するセルビア代表と対戦する。
ドイツ代表としてはそれまでに問題点を修正し、万全の状態で3位決定戦に臨みたいところだろう。
果たしてドイツ代表はセルビア代表を下し、ワールドカップに続いてメダルを獲得することができるだろうか?
なお、フランス代表とドイツ代表の準決勝のチームスタッツは以下の通りとなっている。
– | FRA | GER |
---|---|---|
PTS | 73 | 69 |
TRB | 37 ORB:12 DRB:25 | 37 ORB:14 DRB:23 |
AST | 18 | 21 |
STL | 6 | 5 |
BLK | 5 | 1 |
TO | 13 | 15 |
FG% | 44.4% (28/62) | 40.3% (25/62) |
3P% | 22.2% (6/27) | 29.4% (10/34) |
FT% | 73.3% (11/15) | 69.2% (9/13) |