パトリック・ベバリーがダービン・ハムから謝罪されたことを明かす「君の言う通りだった」
2年前にロサンゼルス・レイカーズのヘッドコーチに就任したダービン・ハムは、わずか2年で解雇された。
ハムはコーチングや選手との信頼関係に問題を抱えていたとされていたが、初めてNBAチームのヘッドコーチとして働いたハムには選手たちの声を聞く余裕がなかったのかもしれない。
元レイカーズのベバリーによると、ハムに先日遭遇した際に謝罪されたという。
ベバリーはハムについて次のようにコメント。lakersdaily.comが伝えている。
僕はベガスでギャンブルを楽しんでいた。
コーチ・ハムが通り過ぎるのが見えた。
僕はレイカーズを去ってからコーチ・ハムと個人的に会ったことがなかった。
コーチ・ハムは僕に近づいてきて、「調子はどうだい?」と言った。
彼が何をしたいのか分からなかった。
だから、「良いよ。君は?」と答えると、彼に「5分だけくれないか?」と言われたから、「OK」と返した。
すると、彼は「パット、君には知っておいてほしい。謝罪する」と言ったんだ。
僕は「コーチとして謝る必要はない。君自身が決めたことだ」伝えると、彼は「パット、君が正しかった」と返してきた。
当時の僕は「才能だけでは勝てない。もっと練習しなければならない。何度も繰り返さなければならない。スケジュールの厳しさを練習しない言い訳にするな」という感じさ。
やり方はいくらでもある。
ただ、彼にはやることがあまりにもたくさんあった。
彼はコーチ1年目だった。
ラス(ラッセル・ウェストブルック)がいた。
AD(アンソニー・デイビス)がいた。
ブロン(レブロン・ジェイムス)がいた。
いろんなことが目まぐるしく起こっていた。
当時の彼はパット・ベブの話を聞かなかった。
当時は「パット、君は馬鹿げたことを言っている」という感じだったが、僕は「違うよ、コーチ。僕たちは混乱している。誰も何も分かっていない。とにかく練習あるのみだ」と言っていたんだ。
彼は「君の言う通りだった。仕事をしなければ放出される」と話していた。
ハムはレイカーズから解雇された後、古巣ミルウォーキー・バックスにアシスタントコーチとして復帰した。
ハムがいつヘッドコーチに返り咲くかは分からないが、その時はレイカーズでの経験を活かすことだろう。