デイミアン・リラード「僕は衰えていない」
昨年のオフシーズン中のトレードでミルウォーキー・バックスに移籍したデイミアン・リラードには、新たな相棒ヤニス・アンテトクンポと共にチームをNBAタイトル奪還に導く働きが期待されていた。
だが、リラードは十分なパフォーマンスを発揮することができず、バックスはNBAプレイオフに進出したものの、ファーストラウンドで姿を消した。
この結果を受け、「デイミアン・リラードは衰えた」などといった声も上がっているというが、リラードによると、彼のパフォーマンスレベルはポートランド・トレイルブレイザーズとプレイしていた時と変わっていないという。
リラードはバックス移籍後の自身について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕は衰えていない。
清廉潔白で、健康的で、良い人生を送っている。
だから、2~3年前と同じことができる。
今すぐできる。
トレードが成立した時、誰もが「ミルウォーキーが優勝する」と思っていたよね。
彼ら(バックスファン)が望んでいたような、予想していたような状況にはならなかった。
彼らにはポートランドにいた時の僕とは違って見えた。
彼らは「デイム、どうしたんだ?」という感じさ。
だが、キャリアの大半は平均26得点だった。
今も平均26得点くらいだ。
平均26得点、7アシストで調子が良くないと言うなら、僕にどんな基準を求めるんだ?
僕はいろんなことを経験している。
それが真実だ。
たくさんの変化とたくさんのストレスがあった。
今は自分自身を取り戻し、来季に向けてプッシュするだけだ。
リラードはマイアミ・ヒートへのトレードが確実視されていたが、さまざまな噂や憶測が流れた後、最終的にバックスへトレード。
その後は妻と離婚するなど、プライベートでも大きな変化があった。
今年のオフシーズンは十分休養できたリラードは、最高のコンディションで来季開幕を迎えることだろう。
なお、リラードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 73 | 842 |
MP | 35.3 | 36.2 |
PTS | 24.3 | 25.1 |
TRB | 4.4 | 4.2 |
AST | 7.0 | 6.7 |
STL | 1.0 | 1.0 |
TO | 2.6 | 2.8 |
FG% | 42.4% | 43.8% |
3P% | 35.4% | 37.1% |
FT% | 92.0% | 92.0% |