レブロン・ジェイムスのウォリアーズへのトレードを阻止したのはリッチ・ポール?
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスターフォワード、レブロン・ジェイムスは昨季、ゴールデンステイト・ウォリアーズへのトレードが噂されていた。
レイカーズはジェイムスのこれまでの貢献に感謝し、ジェイムスをトレードで放出してステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーンとチームアップさせることに前向きだったというが、最終的にトレードが実現することはなかった。
その理由は、ジェイムスのエージェントであり親友のリッチ・ポールだったのかもしれない。
RealGMによると、レイカーズとウォリアーズは実際にジェイムスのトレードを真剣に交渉したが、ポールは「4度目の移籍はレブロン・ジェイムスに対する批判が強まってしまう」と考え、レイカーズとウォリアーズにトレードを検討しないよう求めたという。
クリーブランド・キャバリアーズの一員としてNBAデビューしたジェイムスは、2010年にマイアミ・ヒートへ移籍。
その4年後にキャブスに復帰すると、4年後に再びキャブスを離れ、レイカーズに移籍した。
もしジェイムスがレイカーズを離れ、ウォリアーズでカリー、グリーンとチームアップしていれば、「レブロン・ジェイムスはスーパーチームを結成したがる」などと批判されていただろう。
ジェイムス、カリー、グリーンが同じNBAチームでプレイするのを見られなかったのは残念だが、ジェイムスのレガシーを守るという観点では、ポールは良い仕事をしたと言えるのかもしれない。