キーオン・エリスが選ぶ最も抑えるのが難しいNBA選手とは?「カイリー・アービング」
サクラメント・キングスのキーオン・エリスは、NBAキャリア2年目の昨季を飛躍のシーズンとした。
シーズン途中からスターターに抜擢されたエリスは、特にディフェンスで貢献。
来季もさらなる成長が期待されているエリスだが、彼にとって最大の壁はNBA史上最もスキルフルなガードと評価されるカイリー・アービングなのかもしれない。
エリスによると、最もディフェンスするのが難しいNBAスターはアービングだという。エリスのコメントをnbcsportsbayarea.comが伝えている。
カイリー・アービングはおそらく最も抑えるのが難しい選手だ。
僕が警戒しているのは、ディープレンジからシュートを決めることができる選手だ。
3ポイントを高確率で決めてくる選手はかなり厄介だ。
なぜなら、距離を詰めなければならないし、僕のウィングスパンをうまく使うことができないからね。
(ジェイレン・)ブランソンや(ステフィン・)カリー、デイミアン・リラードのような選手の場合、彼らのスペースに常に入っておかなければならない。
なぜなら、少しでもスペースがあればシュートを撃たれてしまうんだ。
彼らがどうやってリズムを掴むかは分かっている。
ただ、カイリーは3ポイントを決めることができるし、ミッドレンジにも得意なスポットがある。
見たことがないようなプレイをしてくる。
ショットを阻止したと思っても、左手でシュートを撃ってくるし、それが決まってしまうんだ。
エリスにとって昨季はアービングのスキルを体感する良い機会になった。
来季はアービングを抑えたいところだろうが、彼を止めるのは至難の業だ。
果たしてエリスはアービングにタフなプレイを強い、ディフェンダーとしての価値をさらに高めることができるだろうか?
なお、エリスの2022-23シーズンと昨季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | 2023-24 |
---|---|---|
G | 16 | 57 |
MP | 4.4 | 17.2 |
PTS | 1.5 | 5.4 |
TRB | 0.5 | 2.2 |
AST | 0.4 | 1.5 |
STL | 0.3 | 0.9 |
BLK | 0.1 | 0.5 |
TO | 0.1 | 0.6 |
FG% | 43.8% | 46.1% |
3P% | 50.0% | 41.7% |
FT% | 57.1% | 74.3% |