カイル・クーズマ「僕の第一目標はチームUSAでプレイすること」
ワシントン・ウィザーズのカイル・クーズマはツアーイベントの一環としてフィリピンを訪問した先月、フィリピン代表入りの可能性を示唆した。
FIBAのルールでは帰化選手は1名に制限されているため、ジョーダン・クラークソンが帰化選手扱いである限り、クーズマとクラークソンがフィリピン代表でチームアップすることはないだろう。
だが、クーズマにとっての本命はチームUSAのようだ。
クーズマは先日、ALL-STAR Magazineにゲスト出演した際に次のようにコメントしたという。hoopshype.comが伝えている。
僕の第一目標はチームUSAでプレイすることだ。
特にオリンピックでね。
足を骨折する前の2019年にチームUSAでプレイする機会があった。
だが、その夢は今も続いている。
選手たちが他の国の代表チームでプレイするのは素晴らしいことだと思う。
なぜなら、チームUSAに入るのはすごく難しいからね。
チームUSAはベスト・オブ・ベストだ。
時には政治的なこともある。
だが、僕は努力し続け、母国を体表するチャンスを勝ち取りたい。
4年後のオリンピックはアメリカで開催される。
現在29歳のクーズマにとって、チームUSAの一員としてオリンピックでプレイできるのはロサンゼルスオリンピックが最後のチャンスとなるだろう。
若く才能豊かな選手が次々と台頭しつつある中、果たしてクーズマは第一目標を達成することができるだろうか?
なお、クーズマの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 70 | 476 |
MP | 32.6 | 31.3 |
PTS | 22.2 (キャリアハイ) | 17.3 |
TRB | 6.6 | 6.4 |
AST | 4.2 (キャリアハイ) | 2.7 |
STL | 0.5 (キャリアワーストタイ) | 0.6 |
BLK | 0.7 | 0.6 |
TO | 2.7 | 2.2 |
FG% | 46.3% (キャリアハイ) | 45.1% |
3P% | 33.6% | 33.7% |
FT% | 77.5% (キャリアハイ) | 73.3% |