復帰のロンゾ・ボール「言葉では言い表せない」
シカゴ・ブルズのロンゾ・ボールが現地16日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズとのNBAプレシーズンゲームで、約2年9ヶ月ぶりにコートに復帰した。
ファンに大歓声で迎えられたボールはすぐに3ポイントを決めてみせると、出場時間を15分程度に抑えながらも10得点を記録。
また、ディフェンスでもハッスルプレイを披露し、衰えを感じさないパフォーマンスを見せた。
ボールは試合後、復帰について感想を求められると、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。
見るよりプレイするほうがずっと良かった。
それだけは言える。
どんな気持ちだったかは言葉では言い表せない。
ただ恵まれていると感じ、コートに立つことができて嬉しかった。
一方、指揮官のビリー・ドノバンHCは、次のように語った。
彼はリズムとタイミングを取り戻そうとしていたと思う。
だが、彼は膝や身体の動きではなく、頭を使ってプレイすることが多い。
ただ、彼は本当に良く動いたんじゃないかな。
ピック&ロールを仕掛けられた時の彼のディフェンスを見たかった。
試合前にそう話していた。
彼は素晴らしい仕事をしてくれたと思う。
計画していた出場時間はまっとうできた。
明日どう反応するか見てみよう。
個人的には、彼がこれまでと変わらない素晴らしいプレイを見せてくれたのはすごく大きかったと思う。
ブルズは現地18日のクリーブランド・キャバリアーズ戦でプレシーズンを締めくくる。
ボールのコンディションに問題がなければキャブス戦にも出場すると見られているが、ボールが健康を維持し、ブルズを牽引するのを願うばかりだ。
なお、この日のボールのスタッツは以下の通りとなっている。
– | MIN |
---|---|
MP | 15:07 |
PTS | 10 |
TRB | 1 |
AST | 1 |
STL | 1 |
BLK | 1 |
TO | 0 |
FG% | 66.7% (4/6) |
3P% | 50.0% (2/4) |
FT% | – |
+/- | +6 |