ポール・ジョージが考えるNBAチームが成功するために必要なこととは?「文化」

NBAオールスターフォワードのポール・ジョージはこの夏にフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍した。
これによりジョージ、ジョエル・エンビード、タイリース・マキシーとNBAオールスターを3人擁することになったシクサーズには、悲願のNBAタイトル獲得の期待が高まっている。
ジョージには複数のNBAチームが関心を持っていたというが、ジョージがシクサーズとの契約を決断したのはエンビードとマキシーがいるからではなく、シクサーズの文化に感銘を受けたからなのかもしれない。
ジョージによると、NBAチームが成功を収めるためには文化が重要だという。ジョージのコメントをhoopshype.comが伝えている。
多くのケースにおいては文化が重要だ。
僕は文化がないチームにいたことがある。
その時に知った。
どれほどタレントが揃っていてもうまくいかない。
インディアナ時代の終盤は精神的に離れていた。
フロントオフィスは競争力のあるチームにするために十分に努力していないと感じた。
怪我から復帰した後に4番のポジションでプレイすることを告げられた時、それが追い打ちをかけた。
当時の僕はまだ成熟しておらず、その状況を分けて考えることができなかった。
それがロッカールームに影響してしまい、ベテランとしてあるべき姿でいることができなかった。
後日、マイルズ・ターナーに「君が求めていたリーダーにはなれなかった」と謝罪したほどだ。
文化は重要だ。
フロントオフィスからロッカールームまで、全員が団結していないとうまくいかないんだ。
シクサーズにはジョージをはじめ、カイル・ラウリー、エリック・ゴードン、レジー・ジャクソン、アンドレ・ドラモンド、そしてエンビードと、NBAキャリア10年以上のベテランが6人いる。
文化の重要性を認識しているであろう彼らはシクサーズでタフな文化を構築し、勝利のチームを築いていくに違いない。
なお、シクサーズの現在のロスターは以下の通りとなっている。
| 選手 | キャリア | 備考 |
|---|---|---|
| アデム・ボナ | 0 | 2027年チームオプション |
| リッキー・カウンシルⅣ | 1 | 2026年チームオプション |
| ジェフ・ダウティン | 3 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
| アンドレ・ドラモンド | 12 | 2025年プレイヤーオプション |
| ジャスティン・エドワーズ | 0 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
| ジョエル・エンビード | 10 | 2028年プレイヤーオプション |
| ポール・ジョージ | 14 | 2027年プレイヤーオプション |
| エリック・ゴードン | 16 | 2025年プレイヤーオプション |
| レジー・ジャクソン | 13 | 2025年完全FA |
| カイル・ラウリー | 18 | 2025年完全FA |
| ケイレブ・マーティン | 5 | 2027年プレイヤーオプション |
| KJ・マーティン | 4 | 2026年完全FA |
| タイリース・マキシー | 4 | 2029年完全FA |
| ジャレッド・マケイン | 0 | 2026年チームオプション |
| ケリー・ウーブレ | 9 | 2025年プレイヤーオプション |
| レスター・キニョネス | 2 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
| グーション・ヤブセレ | 2 | 2025年完全FA |


