ジェイムス・ハーデンが自身のターンオーバーの多さに言及「使用率を見れば分かってもらえる」
ロサンゼルス・クリッパーズのNBAスター、ジェイムス・ハーデンは、ターンオーバーが多い選手としても知られている。
まだ5試合を消化した時点ではあるが、今季のハーデンはNBAキャリア平均を大きく上回る6.2ターンオーバーを記録。
ターンオーバーが勝敗を分けることも少なくないため、クリッパーズにとってひとつの懸念点と言えるだろう。
現在35歳のハーデンに対し、「彼はもうチームを牽引できる選手ではない」、「衰えが出ている」などといった声もあがっているが、ハーデンは特に気にしていないようだ。
ハーデンによると、ターンオーバーが増加しているのはボールポゼッションの機会が増えていえるからだという。ハーデンのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
使用率を見てもらえたら分かると思う。
ターンオーバーは起こるものだ。
ターンオーバーしないように心掛けているが、僕のパスの多くは成功するし、いくつかは失敗する。
だから、いつパスを出すべきか、いつ控えるべきか、そのバランスを見つけようとしているところなんだ。
クリッパーズはオフシーズン中にNBAオールスターフォワードのポール・ジョージと元MVPのラッセル・ウェストブルックを失った。
また、カワイ・レナードが怪我により離脱しているため、当然ながらハーデンがボールを持つ機会は増える。
平均6ターンオーバー以上は多すぎるように思えるが、ハーデンはそのうちバランスを見つけ、ヒューストン・ロケッツ時代のようにチームメイトたちを巻き込みながら勝利に牽引することだろう。
なお、ハーデンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 5 | 1077 |
MP | 36.2 | 34.7 |
PTS | 23.8 | 24.1 |
TRB | 8.0 | 5.6 |
AST | 11.6 | 7.1 |
STL | 1.4 | 1.5 |
BLK | 0.6 | 0.6 |
TO | 6.2 | 3.7 |
FG% | 36.8% | 44.1% |
3P% | 27.7% | 36.3% |
FT% | 85.7% | 86.1% |