古巣凱旋を控えるクレイ・トンプソン「その章は終わった」
オフシーズン中のサイン&トレードでダラス・マーベリックスに移籍したクレイ・トンプソンが、現地12日に行われるゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で古巣に凱旋する。
ウォリアーズはトンプソンの長年にわたる貢献に感謝を示すため、トリビュートムービーを上映する予定だ。
トンプソンにとって特別な夜のひとつになるのは間違いないだろうが、トンプソンは少なくとも現時点では感情を封印している模様。
トンプソンは古巣凱旋について質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
その章は終わった。
僕はここ(マブス)で勝利を目指している。
素晴らしいチャンスがあるんだ。
何かを懐かしんでも意味がない。
過去を振り返る必要はない。
僕は前を向かなければならない。
ここでベストを尽くさなければならない。
ウォリアーズはトンプソンを失ったことにより低迷すると見られていた。
だが、現時点で8勝2敗でウェスタン・カンファレンス3位と絶好調。
一方、トンプソンが加わったマブスは5勝5敗でウェスト11位と、十分な結果を残すことができていない。
トンプソンは開幕戦でNBA史上最高のシューターのひとりであることを証明するパフォーマンスを見せたが、その後はシュートタッチに苦しんでいる。
ウォリアーズのファンはトンプソンを大歓声で迎えるだろうが、果たしてトンプソンはどう反応するのだろうか?
なお、トンプソンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 10 | 803 |
MP | 30.1 | 32.6 |
PTS | 13.8 | 19.5 |
TRB | 3.7 | 3.5 |
AST | 2.0 | 2.3 |
STL | 0.6 | 0.8 |
BLK | 0.2 | 0.5 |
TO | 0.8 | 1.7 |
FG% | 41.8% | 45.3% |
3P% | 35.4% | 41.2% |
FT% | 100% | 85.9% |