復調のジェイムス・ハーデン「だいぶ良くなってきた」
オフシーズン中にNBAオールスターフォワードのポール・ジョージと元MVPのラッセル・ウェストブルックを失い、カワイ・レナードが怪我で長期離脱中のロサンゼルス・クリッパーズは、厳し戦いを強いられると見られていた。
だが、現時点で13勝9敗、ウェスタン・カンファレンス6位と好調だ。
その原動力となっているのはジェイムス・ハーデンだが、先日のワシントン・ウィザーズ戦で43得点、デンバー・ナゲッツ戦で39得点を記録したハーデンによると、かつての役割でプレイしていることが復調の大きな要因だという。
ハーデンは自身について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
だいぶ良くなってきている。
僕の役割は変わった。
君たちも知っての通り、この役割は4~5年ぶりだ。
だから、順応するのに少し時間がかかってしまった。
だが、ゲームを見てもらえたら分かると思うが、試合を重ねるごとにどんどん良くなってきている。
ハーデンはヒューストン・ロケッツ時代にメインのボールハンドラーとしてMVPを受賞した。
だが、ブルックリン・ネッツとフィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代は他のNBAスターやチームメイトたちをサポートする役割を担っていた。
レナードが復帰した時にどうなるかが気になるところだが、ハーデンは少なくとも今は快適にプレイできていると言っても過言ではなさそうだ。
なお、ハーデンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 22 | 1094 |
MP | 34.4 | 34.7 |
PTS | 22.3 | 24.1 |
TRB | 7.2 | 5.6 |
AST | 8.9 | 7.2 |
STL | 1.7 | 1.5 |
BLK | 0.7 | 0.6 |
TO | 4.4 | 3.7 |
FG% | 38.5% | 44.0% |
3P% | 34.6% | 36.3% |
FT% | 89.5% | 86.1% |