パトリック・ベバリーがイスラエルのクラブチーム残留を決断「僕はここに残る」

元NBA選手のパトリック・ベバリーは、イスラエルのハポエル・テルアビブでプレイしている。
ベバリーはハポエル・テルアビブをユーロリーグ出場に導くことを目標にしているというが、ベバリーのフィアンセと家族はイスラエルの状況を懸念。
そのため、ベバリーはハポエル・テルアビブを去る可能性について「50-50」と明かしていた。
だが、それから2週間後、べバリーはハポエル・テルアビブの一員としてプレイすることを決断した模様。
ベバリーは先日、自身の去就について次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
いくつかのチームからオファーをもらった。
中にはユーロリーグのチームもいくつかあった。
チーム名を出すつもりはない。
なぜなら、誰かを困らせたくないからね。
ただ、僕のようなガードを必要としているユーロリーグのチームから連絡をもらった。
僕を迎え入れたいと興奮していた。
僕は木曜日までに決断しなければならなかった。
コーチの(ステファノス・)デダスと話をした。
僕たちの新しいコーチ(ディミトリス・イトゥディス)とも話をした。
僕は「出て行くつもりはない」と伝えた。
周りにいる全員が驚いていた。
「何だって?」という感じさ。
だから、僕は「去るつもりはない。去ることはできない」と言ったんだ。
僕はここに来た時、トリプルクラウンを達成すると約束した。
だから、やり遂げなければならない。
僕はここに残る。
怪我はひどいことだ。
特に僕にとってすごくひどいことだ。
ベバリーは先日行われたマッカビ・テルアビブ戦で大腿四頭筋を部分断裂した。
ベバリーによると、6週間程度離脱しなければならないという。
ベバリーは今季終了後に改めて去就について考えるだろうが、少なくとも今季はハポエル・テルアビブのために全力を尽くすことになりそうだ。
なお、ベバリーの今季ユーロリーグとイスラエルリーグのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | EL | IBSL | 
|---|---|---|
| G | 10 | 7 | 
| MP | 26.3 | 21.3 | 
| PTS | 12.5 | 9.6 | 
| TRB | 4.8 | 3.4 | 
| AST | 5.3 | 3.3 | 
| STL | 1.7 | 0.7 | 
| BLK | 0.3 | 0.7 | 
| TO | 2.1 | 1.7 | 
| FG% | 47.2% | 46.0% | 
| 3P% | 39.2% | 37.5% | 
| FT% | 95.5% | 75.0% | 


