ウォリアーズはジミー・バトラー獲得レースから撤退か?
マイアミ・ヒートにトレードを要求したNBAスターのジミー・バトラーは、フェニックス・サンズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ヒューストン・ロケッツ、ダラス・マーベリックスへの移籍を望んでいるとされている。
その中で最有力候補に挙がっているのはウォリアーズだ。
だが、ウォリアーズもバトラーに関心を持っていると報じられているものの、トレードで獲得することはないのかもしれない。
thescore.comによると、ウォリアーズはバトラーではなく、よりコストパフォーマンスに優れたシカゴ・ブルズのニコラ・ブーチェビッチ獲得を優先するという。
現在35歳のバトラーの今季のサラリーは4840万ドル。
ウォリアーズで今季2000万ドル以上を稼ぐのはステフィン・カリー(5580万ドル)、アンドリュー・ウィギンス(2630万ドル)、ドレイモンド・グリーン(2410万ドル)のみであり、もしウォリアーズがバトラーをトレードで獲得するなら、この3人の中ではウィギンスをトレード要員とする可能性が高い。
だが、ウォリアーズはウィギンスを高く評価している。
また、もし今年夏にバトラーとマックス契約を結んだ場合、制限付きFAになるジョナサン・クミンガとの再契約が難しくなってしまうため、ウォリアーズはバトラー獲得には動かないと報じられている。
なお、ヒートはバトラーのトレードのリターンにウィギンスとクミンガを要求すると噂されているが、ウォリアーズはチームのトップ2ウィングを同時にトレードすることはないとされている。
一方、現在34歳のブーチェビッチのサラリーは今季が2000万ドル、来季が2140万ドルだ。
サンズ、ロケッツ、マブスもバトラー獲得は難しいと報じられている中、果たしてバトラーのトレードは実現するのだろうか?