ビクター・ウェンバンヤマ「政治的な駆け引きは僕の仕事ではない」
サンアントニオ・スパーズのNBAオールスタービッグマン、ビクター・ウェンバンヤマは、現地29日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦でイビチャ・ズバッツに突き飛ばされた後、ズバッツに向かって突進しようとした。
途中で止められて大事には至らなかったが、ウェンバンヤマによると、レフェリーにファウルを十分にコールしてもらえなかったことに不満を募らせていたという。
ウェンバンヤマはクリッパーズに敗れた後、次のようにコメント。thescore.comが伝えている。
(ファウルをコールしてもらえないのと)戦うのは大変だ。
なぜなら、不公平に感じる時があるからね。
もちろんその件についてはスタッフたちと話し合い、自分自身を助けるためにやらなければならないことがある。
まず第一に、僕は強くなり、簡単にショットを諦めないようにしなければならない。
他にもやらなければならないことはある。
もちろんレフェリーと話をし、自分の状況を説明することもしなければならない。
だが、僕はこういったことに影響を受けるべきではないと考えている。
僕はバスケットボール選手であり、プレイするためにここにいる。
だからこそ、このようなことがフラストレーションにつながる。
政治的な駆け引きをするのは僕の仕事ではない。
ズバッツのせいではない。
ただのフラストレーションだ。
相手は関係ない。
ズバッツはナイスガイだ。
ウェンバンヤマはフィジカルが強いタイプの選手ではない。
これからもハードに接触されることはあるだろうが、彼は今回の件を学びにしたに違いない。
なお、、ズバッツは試合後、ウェンバンヤマとの件について次のように語った。
レフェリーに腹を立て、戻るのが遅れてしまった。
ウェンビーが走ろうとしているのが見えたから、彼をボックスアウトしなければならなかった。
彼に少し強くぶつかった。
少しだけ感情に任せてしまった。
彼には謝ったよ。
僕はコートであんなふうにやり合いたくないんだ。