バックスがウィザーズとのトレードでカイル・クーズマ獲得へ

ミルウォーキー・バックスとワシントン・ウィザーズの間でトレードが合意に至った模様。
hoopsrumors.comによると、このトレードでバックスはカイル・クーズマ、パトリック・ボールドウィンJr、NBAドラフト2巡目指名権を、ウィザーズはクリス・ミドルトン、AJ・ジョンソン、ドラフトスワップ権を獲得するという。
ミドルトンは相棒ヤニス・アンテトクンポとともに2021年にバックスをNBAタイトル獲得に導いた実績を誇る。
だが、それ以降は怪我による離脱が続き、チャンピオンシップシーズンのようなパフォーマンスを取り戻せずにいる。
なお、ミドルトンは今年夏に来季の3400万ドルのプレイヤーオプションを行使する見込みであり、ウィザーズはさらなるトレードでミドルトンを放出する可能性があると報じられている。
一方、バックスにとって即戦力のクーズマを獲得しただけでなく、サラリーキャップの問題解消につながるトレードともなった。
ボールドウィンのサラリーは今季限りで満了となるため、来季のバックスはサラリーキャップをタックスライン下に収めることができる。