NBAがボビー・ポーティスに25試合の出場停止処分
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ミルウォーキー・バックスのボビー・ポーティスが、シーズン後半のほとんどの試合に出場できなくなった模様。
NBAは現地20日、ポーティスがリーグのアンチドラッグプログラムの規約に違反したとし、25試合の出場停止処分を科したことを発表した。
The following has been released by the NBA. pic.twitter.com/8Vo8uCavzF
— NBA Communications (@NBAPR) February 20, 2025
肘の痛みに対処しているポーティスは、慢性的な陣痛の治療に使われているオピオイド受容体作動薬を使用してしまったと報じられている。
これにより、バックスは現地4月8日にホームでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦するまでポーティス抜きで戦わなければならなくなった。
なお、ポーティスのエージェントを務めるマーク・バーテルスタインはこの件を受け、次のような声明をリリースしている。
ボビーのことを思うと、本当に胸が痛い。
彼はただ間違っただけなのに、その影響は非常に大きい。
ボビーは誤って「トラマドール」という鎮痛剤を服用してしまった
彼は本来、「トラドール」を服用するつもりだった。
トラドールは承認された鎮痛剤であり、彼は前にも服用したことがある。
他の選手たちも痛みや炎症に対処する時に服用することがある。
だが、トラマドールは承認されていない鎮痛剤であり、昨年春に禁止薬物リスト入りしたばかりだ。
トラマドールの錠剤は彼のアシスタントから提供されたものだったが、そのアシスタントがボビーに間違って「トラドールだ」と伝えてしまった。