NBAオールスタービッグマンのアンソニー・デイビスは先日、ルカ・ドンチッチを含むトレードでロサンゼルス・レイカーズからダラス・マーベリックスへ移籍した。

このトレード交渉は水面下で行われ、デイビスの親友レブロン・ジェイムスも知らなかったという。

だが、マーカス・モリスが「レブロン・ジェイムスがトレードにマーキーフ・モリスを含めるように要求した」と明かしたため、NBAファンは「レブロン・ジェイムスはアンソニー・デイビスのトレードを知っていた」と考え始めた。

そんな中、デイビスがこの件に言及した模様。fadeawayworld.netが伝えている。

（ジェイムスとの関係は）何も変わらない。

これはビジネスだ。

人々は「レブロンは（トレードを）知っていた」と言っている。

なぜなら、マーカス・モリスがカミングアウトしたからね。

彼（ジェイムス）は知らないと言っている。

彼が知っていたかどうか、誰が知っていて誰が知らなかったのか、シャムズ（・シャラニア記者）が報じた時に誰が静かだったのか、そんなことはどうでもいい。

もう起こったことだ。

ジーニー・バス「最初はアンソニー・デイビスをトレードしたくなかった」

マーキーフ・モリスに引退を思いとどまらせたのはレブロン・ジェイムス

「彼（ジェイムス）は知らなかった。それなら『知っていた』に変えよう」とはできない。

後戻りすることはできない。

僕たちは同じチームにいたから、もちろんいつも話していた。

だが、今のレイカーズはプレイオフ進出に向けてプッシュしているところであり、僕たちもプッシュしているところだ。

だから、今はあまり話していない。

ただ、互いの状況については今もチェックしているよ。

彼はいつも僕にメッセージを送ってきてくれるし、（’ジェイムス陣営のスタッフの）ランディ（・ミムズ）も連絡してきてくれる。

実は先ほど2人から連絡があったばかりなんだ。

バンド（ジャレッド・バンダービルト）も連絡をくれた。

僕たちは今もコミュニケーションを取っている。

彼（ジェイムス）とは長く一緒にいた。

6年半だ。

僕たちは本当に仲が良いし、それが変わることはない。

もちろんこれまでのように一緒に過ごすことはなくなったが、チームが違うから仕方ない。

だが、この夏に会い、いろんな話をするだろうね。

僕は最高だ。

自分ではそう感じていないが、たくさんの人に「君はこんな笑顔を長く見せていなかった」と言われたんだ。

家族はハッピーだ。

全員がハッピーだ。

もちろんトレードされてから48時間はショックだった。

こうなるとは思っていなかったからね。

誰もこうなることを予想していなかった。

僕のチーム、僕の家族、僕と一緒に働いている人々も予想していなかった。

最初にトレードの話を聞いた時、からかわれていると思ったんだ。

だが、事実だと分かり、ただただショックだった。

今季の僕たち（レイカーズ）は良い状態だったしね。

ウェスト5位で、調子も良かったんだ。

デイビスは復帰したマブスは、NBAプレイオフ進出をまだ諦めていない。

現地28日にフェニックス・サンズはミネソタ・ティンバーウルブズに敗れたため、マブスはウェスト10位に浮上した。

サンズとのゲーム差は1と余談を許さない状況が続くが、トレードのショックから立ち直ったデイビスはこれまで以上のプレイでマブスを牽引するだろう。

なお、マブスの今季残りのスケジュールは以下の通りとなっている。

現地日付	チーム	ホーム orアウェイ
3/29	シカゴ・ブルズ	アウェイ
3/31	ブルックリン・ネッツ	ホーム
4/2	アトランタ・ホークス	ホーム
4/4	ロサンゼルス・クリッパーズ	アウェイ
4/5	ロサンゼルス・クリッパーズ	アウェイ
4/9	ロサンゼルス・レイカーズ	ホーム
4/11	トロント・ラプターズ	ホーム
4/13	メンフィス・グリズリーズ	アウェイ