マジックはトレードでジャ・モラント獲得を狙うべき?

メンフィス・グリズリーズはNBAオールスターブレイク後に十分なパフォーマンスを見せることができず、一時ウェスタン・カンファレンス2位だった順位を8位に落とした。
シーズン最終盤にもかかわらずヘッドコーチのテイラー・ジェンキンスを解雇するなど、不安定な時間が続いているグリズリーズ。
もし今季十分な結果を残すことができなかった場合、グリズリーズは先発ポイントガードのジャ・モラントをトレードで放出する可能性があるというが、そうなれば多くのNBAチームがモラント獲得を狙うだろう。
現在38勝40敗でイースタン・カンファレンス7位のオーランド・マジックも、モラント獲得レースに加わるかもしれない。
clutchpoints.comによると、ポイントガードのポジションの強化を必要としているマジックは、モラントを獲得すべきだという。
なお、このトレード案ではマジックがモラントとジェイ・ハフを、グリズリーズがジェッド・ハワード、ジョナサン・アイザック、ゴガ・ビターゼ、コール・アンソニー、NBAドラフト1巡目指名権2つ、2巡目指名権2つを獲得する。
このトレードの問題は、モラントのアウトサイドシュートだろう。
マジックは3ポイントシュートを大きな課題のひとつとしている。
ジェイレン・サッグスも3ポイントを得意としていないため、パオロ・バンケロとフランツ・バグナーのインサイドプレイが十分に機能しなくなる恐れがある。
そのため、もしモラントを獲得するなら他のトレードでシューターを獲得したいところだろう。
果たしてこのトレードは実現するのだろうか?
なお、マジックの現在のロスターは以下の通りとなっている。
選手 | キャリア | 備考 |
---|---|---|
コール・アンソニー | 4 | 2026年チームオプション |
パオロ・バンケロ | 2 | 2026年制限付きFA |
ゴガ・ビターゼ | 5 | 2027年完全FA |
アンソニー・ブラック | 1 | 2026年チームオプション |
ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ | 11 | 2026年プレイヤーオプション |
ウェンデル・カーターJr | 6 | 2028年チームオプション |
トリスタン・ダ・シルバ | 0 | 2026年チームオプション |
ゲイリー・ハリス | 10 | 2025年チームオプション |
ケイレブ・ヒューストン | 2 | 2025年チームオプション |
ジェット・ハワード | 1 | 2026年チームオプション |
ジョナサン・アイザック | 7 | 2029年完全FA |
コリー・ジョセフ | 13 | 2025年チームオプション |
マック・マクラング | 2 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
トレベリン・クイーン | 3 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
ジェイレン・サッグス | 3 | 2030年完全FA |
イーサン・トンプソン | 0 | 2026年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
フランツ・バグナー | 3 | 2030年完全FA |
モーリツ・バグナー | 6 | 2025年チームオプション |