市場価値上昇中のザイール・ウィリアムス「エージェントにすべて任せている」

2021年NBAドラフト10位選手のザイール・ウィリアムスは、昨年夏のトレードでメンフィス・グリズリーズからブルックリン・ネッツに移籍した。
ネッツはウィリアムスを戦力としてではなくサラリー削減のために獲得したと見られていたが、ウィリアムスは主力して活躍し、今季を飛躍のシーズンとしている。
課題の3ポイントシュートも改善傾向にあるウィリアムスの市場価値は高まりつつあるというが、この夏にFAになるウィリアムスは去就ではなくコートでプレイすることに専念している模様。
ウィリアムスは今季のパフォーマンスと市場価値の上昇について質問されると、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
考えていないと言ったら嘘になる。
だが、あまり気にしないようにしている。
とにかく勝つためにプレイするだけだ。
オープンならシュートを撃ち、パスしなければならないならパスする。
全力でプレイするだけだ。
エージェントがすべてやってくれる。
だから、僕は今を楽しむだけだ。
今この瞬間を楽しみ、足元をすくわれないようにする。
そうすれば、その時が来たら少しハッピーになれるだろう。
ウィリアムスによると、これまでワンツーステップで撃っていた3ポイントをホップして撃つように変えたことで安定し始めたという。
NBA選手としてステップアップ中のウィリアムスは、果たして来季どのチームでプレイするのだろうか?
なお、ウィリアムスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 61 | 211 |
MP | 24.7 | 21.1 |
PTS | 10.1 (キャリアハイ) | 8.3 |
TRB | 4.6 (キャリアハイ) | 3.2 |
AST | 1.4 | 1.2 |
STL | 1.0 (キャリアハイ) | 0.7 |
BLK | 0.4 (キャリアハイ) | 0.3 |
TO | 1.1 | 1.0 |
FG% | 41.1% | 42.1% |
3P% | 33.9% (キャリアハイ) | 31.5% |
FT% | 82.8% (キャリアハイ) | 81.3% |