ウルブズのレイカーズとのファーストラウンドを通した戦略とは?

ミネソタ・ティンバーウルブズは現地25日、ロサンゼルス・レイカーズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第3戦に臨む。
第2戦を落としたウルブズはホームで行われる第3戦と第4戦を制し、カンファレンスセミファイナル進出に王手をかけたいところだろう。
だが、ウルブズは長期戦も想定しているのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、ウルブズは40歳のレブロン・ジェイムスを消耗させる戦略を持ってファーストラウンドに臨んだという。
具滝的なプランのひとつは、ジェイムスのトランジションオフェンスを抑えることだ。
レイカーズにハーフコートゲームを強いることにより、長期的に見てジェイムスの疲労が蓄積すると考えているという。
ウルブズは実際にジェイムスのトランジションを抑えている。
ファーストラウンド2試合を通し、ジェイムスがトランジションでルカ・ドンチッチからのアウトレットパスを受けて記録した得点はわずか1。
レギュラーシーズンはNBA最多となる平均6.0トランジションポイントを記録しているジェイムスとしては、極めて少ない数字と言えるだろう。
一方のレイカーズは、ジェイムスをはじめ選手たちの疲労を抑えるためにも、早い段階で決着をつけたいところだ。
なお、ジェイムスのファーストラウンド第1戦と第2戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
MP | 36 | 40 |
PTS | 19 | 21 |
TRB | 5 | 11 |
AST | 3 | 7 |
STL | 2 | 1 |
BLK | 3 | 1 |
TO | 4 | 2 |
FG% | 44.4% (8/18) | 42.1% (8/19) |
3P% | 20.0% (1/5) | 20.0% (1/5) |
FT% | 100% (2/2) | 100% (4/4) |
+/- | -22 | +9 |