キャブスはラグジュアリータックス支払いを覚悟か?

クリーブランド・キャバリアーズのバックアップポイントガード、タイ・ジェロームは、この夏に完全FAになる。
今季のNBAシックスマン・オブ・ザ・イヤー最終候補に残ったジェロームの市場価値は上昇しているため、サラリーキャップに余裕がないキャブスがジェロームをキープするのは難しいだろう。
だが、ダリアス・ガーランドの長期離脱がキャブスの方針を変えるかもしれない。
hoopsrumors.comによると、キャブスはガーランドの離脱を受け、ジェロームと再契約する可能性があるという。
もしキャブスがロスターを大きく動かさずにジェロームと再契約した場合、セカンドエプロンを大きく上回ると見られている。
セカンドエプロンを上回ると高額なタックスの支払いだけでなくロスター補強にも制限がかかってしまうため、キャブスは難しい判断をしなければならないだろう。
なお、現在27歳のジェロームにはサンアントニオ・スパーズ、ダラス・マーベリックス、デンバー・ナゲッツが関心を持っていると報じられている。
ジェロームの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通り。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 70 | 229 |
MP | 19.9 | 18.1 |
PTS | 12.5 (キャリアハイ) | 8.7 |
TRB | 2.5 | 2.0 |
AST | 3.4 | 2.8 |
STL | 1.1 (キャリアハイ) | 0.7 |
BLK | 0.0 (キャリアワースト) | 0.1 |
TO | 1.3 | 1.0 |
FG% | 51.6% (キャリアハイ) | 45.8% |
3P% | 43.9% (キャリアハイ) | 38.1% |
FT% | 87.2% | 85.0% |