ダラス・マーベリックスは昨季中のトレードでNBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチを放出した。

この電撃トレードに多くのマブスファンが腹を立て、マブスのニコ・ハリソンGMを攻撃したわけだが、マブスの首脳陣はその状況をどう見ていたのだろうか？

マブスのCEOを務めるリック・ウェルツは先日、ドンチッチのトレードについて質問されると、次のように答えたという。lakersnation.comが伝えている。

このビジネスにおいて恐れや後悔を抱いてはならない。

これからどう進んでいくかがすべてであり、後悔しても意味がない。

ただひとつ言えるのは、マーベリックスファンとこのチームの強い繋がりを学んだ。

そこは前向きに捉えている。

なぜなら、その絆が時間をかけて戻ることは分かっていたからね。

ただ、これほど早く戻るとは思っていなかった。

ルカがロサンゼルス・レイカーズの選手としてアメリカン・エアラインズ・センターに初めて凱旋した時、我々が彼を迎えたやり方については誇りに思っている。

あの夜はファンが感謝の気持ちを伝える絶好の機会だったんじゃないかな。

ルカの表情を見ても感情が伝わってきたし、彼に捧げられたトリビュートの数々を通し、あの夜がスペシャルだったことが分かると思う。

ルカはこれからもこのチームの歴史において大きな存在であり続けるだろう。

我々は彼の幸運を心から祈っている。

ただし、彼のチームに勝ちたい。

マブスは奇跡的な確率で今年のNBAドラフト1位指名権を引き当て、期待の新人クーパー・フラッグを獲得。

これにより、マブスファンの不満は期待へと変わっていった。

一方、マブス一筋のNBAキャリアを誓っていたドンチッチは、トレードされたことにひどくショックを受けた。

だが、それをモチベーションに変え、この夏を通してダイエットと身体強化に取り組んだ。

さまざまなドラマを生んだマブスとレイカーズの対戦は、これからも大きな話題を集めることだろう。