オースティン・リバース「レブロン・ジェイムスのオフェンスはケビン・デュラントの半分もない」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、NBA史上最多得点記録を保持している偉大な選手だ。
だが、ジェイムスの特徴はスコアリングだけでなく、バスケットボールIQを駆使したプレイメイクにもある。
元NBA選手のオースティン・リバースによると、純粋なスコアリング能力で言えば、ジェイムスよりケビン・デュラントのほうが圧倒的に優れているという。
リバースはジェイムスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
レブロンは(スコアリングリストでは)ナンバーワンだ。
だが、彼のスタイルは典型的なスコアラーとは違う。
派手さもない。
レブロンのゲームはフィジカル、強い意志、献身、IQ、試合を分析してコントロールする能力、そして何よりもパワーに基づいている。
彼は彼自身の力でリングに向かっていく。
彼を称賛しなければならない。
彼は年齢を重ねるにつれ、優れたジャンプシューターになった。
レブロンはケビンよりスコアリングしている。
だが、ケビンのスコアリングオプションはレブロンよりはるかに多い。
異論を唱えす者もいるだろうが、これが事実だ。
レブロンのオフェンスはケビンの半分もない。
ケビン、カーメロ(・アンソニー)、ジェイムス・ハーデン、コービー(・ブライアント)、マイケル(・ジョーダン)、(アレン・)アイバーソンが、僕が見てきた中で最高のスコアラーだと思う。
リバースの主張はNBAファンの間で議論されることになりそうだ。
なお、デュラントとジェイムスのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | K・デュラント | L・ジェイムス |
---|---|---|
G | 1123 | 1562 |
MP | 36.7 | 37.8 |
PTS | 27.2 | 27.0 |
TRB | 7.0 | 7.5 |
AST | 4.4 | 7.4 |
STL | 1.0 | 1.5 |
BLK | 1.1 | 0.7 |
TO | 3.2 | 3.5 |
FG% | 50.2% | 50.6% |
3P% | 39.0% | 34.9% |
FT% | 88.2% | 73.7% |