ケビン・デュラントがNBAオールディフェンシブチームに選出されたことがない理由とは?「政治的な要素」

ヒューストン・ロケッツのケビン・デュラントは、長いNBAキャリアを通してレギュラーシーズンMVPやファイナルMVP、オールNBAチームなど、さまざまな賞を勝ち取ってきた。
だが、NBAオールディフェンシブチームには一度も選出されたことがない。
だが、デュラントは彼がNBAオールディフェンシブチームに値すると考えているのかもしれない。
デュラントはその理由について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
選ばれる可能性は何度かあったと思う。
だが、リーグには素晴らしいディフェンダーが10人以上いる。
枠が足りない時もあるし、中には好かれやすい選手もいる。
こういったすべての賞には、政治的な要も絡んでいる。
バスケットボールだけの問題ではない。
デュラントはメディアと良好な関係を築くことができていない。
デュラントは彼がNBAオールディフェンシブチームに選出されたことがないのは、そこに大きな要因があると考えているのかもしれない。
だが、もしデュラントがメディアに完全に嫌われているなら、レギュラーシーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、NBAオールスター15回、オールNBAチーム11回という輝かしい実績を残すことはできなかっただろう。
なお、デュラントはゴールデンステイト・ウォリアーズに所属した2017-18シーズンのNBAオールディフェンシブチーム投票で31ポイントを獲得したものの、惜しくも選出を逃した。
当時NBAオールディフェンシブチームに選出された選手は以下の通りとなっている。
NBAオールディフェンシブファーストチーム
- ジュルー・ホリデー(NOP)
- ビクター・オラディポ(IND)
- ロバート・コビントン(PHI)
- アンソニー・デイビス(NOP)
- ルディ・ゴベア(UTA)
NBAオールディフェンシブセカンドチーム
- デジョンテ・マリー(SAS)
- ジミー・バトラー(MIN)
- ドレイモンド・グリーン(GSW)
- アル・ホーフォード(BOS)
- ジョエル・エンビード(PHI)