カワイ・レナード陣営はラプターズにもスポンサー契約を要求していた?

ロサンゼルス・クリッパーズ、スティーブ・バルマー、カワイ・レナードは、サラリーキャップの問題を回避するためにアスピレーションとスポンサー契約を結んだ疑惑で調査されている。
レナードはアスピレーションと4年2800万ドルのスポンサー契約を締結。
だが、スポンサー契約としては高額であり、レナードがアスピレーションのPR活動などに参加したことは一度もなかった。
この問題の首謀者のひとりとされているのは、レナードの叔父でありビジネスマネージャーのデニス・ロバートソンだ。
fadeawayworld.netによると、レナードがトロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導いた後にFAになった時、ロバートソンはラプターズに対して少なくとも年間1000万ドルの追加スポンサー収入も要求したという。
ただし、アスピレーションとのスポンサー契約と同じように、PR活動などを必要としないスポンサー契約を要求したと報じられている。
彼(レナード)の陣営は「トロントにはレナードを広告塔にしたがっている企業スポンサーがたくさんある」と聞かされた時、『(広告塔として)何もしたくない』と言った。
ラプターズ側は「どのスポンサーも広告塔として撮影やCM出演を望むだろう」と彼の陣営に伝えた。
だが、ロバートソンは「彼(レナード)は金目的で何かする気はない」と改めて強調した。
NBAチームは選手にスポンサーを紹介することはできるものの、契約交渉に関わることは認められていない。
なお、ロバートソンはラプターズに対し、NHLのトロント・メープルリーフスのオーナーシップも要求したと噂されている。
だが、ラプターズ側はそれらを拒否し、レナードは最終的にクリッパーズと契約した。