セルビア代表HC「ダーティーチームだったことを謝罪しなければならないかもしれない」

NBAスターのルカ・ドンチッチ擁するスロベニア代表はユーロバスケット準々決勝でドイツ代表に敗れ、メダル獲得という目標を達成することができなかった。
この試合はレフェリーのジャッジで物議を醸しているが、セルビア代表を指揮するアレクサンデル・セクリッチHCもレフェリーのジャッジが不公平だと感じていたのかもしれない。
セクリッチHCは試合後、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
まずは準決勝に進出したドイツを祝福したい。
試合開始直後からコートで起こっていたことについて話すこともできる。
非常に奇妙なことが起こっていた。
選手たちを気の毒に思う。
だが、その件については話したくない。
なぜなら、この試合だけでなく大会を通して選手たちがやってきたことを軽視することにつながってしまうからね。
我々にはルカという偉大なスーパースターがいる。
だが、彼の周りにいる仲間たちの努力もある。
簡単なことではない。
すごく大変だ。
だから、今日のように(レフェリーに)軽んじられたのは本当にショックだ。
選手たちは今、ロッカールームで本当に苦しんでいる。
そのような姿を見るのは本当に辛い。
今日は素晴らしいバスケットボールができたと思う。
我々のほうが良いチームだった。
第4Qでは何度もファウルをしてしまった。
特にドイツに対し、ダーティーチームになってしまったことを謝罪しなければならない。
これが現実だ。
我々は負けた。
だが、選手たちを誇りに思う。
もし12人全員をここに呼んでスタンディングオベーションできるなら、そうするだろう。
彼らがこの夏、そしてこの大会でやってくれたこと、そしておそらく今大会最強のチームと言っても過言ではないドイツを相手に戦ったことは、本当に素晴らしいことだ。
我々は試合の大半で彼らを上回っていた。
これは大きい。
残念ながら、成功を収めることはできなかった。
すべての人が胸を張ってこの大会を終えることができるわけではない。
だが、我々は胸を張ってこの大会を終えることができると思う。
セルビア代表はロサンゼルスオリンピックに向けてロスターの再構築と選手の発掘に動き始めるだろう。
ロサンゼルスオリンピックではスロベニアのファンだけでなく、ロサンゼルス・レイカーズのファンもドンチッチとスロベニア代表を応援するに違いない。