FIBA事務局長がNBAスターたちのメディア対応を拒否について「いずれ制裁制度が導入されるだろう」

今年のユーロバスケットにはセルビア代表のニコラ・ヨキッチ、ギリシャ代表のヤニス・アンテトクンポ、スロベニア代表のルカ・ドンチッチ、トルコ代表のアルペラン・シェングンなど、多くのNBAスターが出場している。
だが、2022年のユーロバスケットと同じように、一部のNBAスターはメディア対応を拒否している。
この状況にFIBA事務局長が言及した模様。
FIBA事務局長のカミル・ノバクによると、選手が意図的にメディア対応を拒否した場合、将来的に代表チームに何かしらの制裁を科す可能性があるという。ノバクのコメントをbasketnews.comが伝えている。
君たちが思っていることは理解している。
3年前のベルリンでも同じ傾向が見られた。
ソーシャルメディアや選手たちの活動範囲の拡大などが関係しているのは明らかだ。
我々はその問題に取り組んできた。
問題については当初から認識していた。
今さら言うのは気が進まないが、いずれ制裁制度が導入されるだろう。
そうしたいわけではないが、そうすれば理解してもらえるだろう。
選手たちは試合の前後などでメディア対応しなければならない。
だが、ヨキッチとアンテトクンポは今大会期間中にメディアに一切対応していない。
一方、ドンチッチは試合後にスロベニアのメディアと積極的にコミュニケーションをとっていた。
なお、ヨキッチはメディア対応しないまま大会を去ったが、アンテトクンポは3位決定戦を終えた後にメディア対応する予定と報じられている。