今年のユーロバスケット金メダルは、NBA選手のデニス・シュルーダーとフランツ・バグナー擁するドイツ代表が獲得した。

大会MVPに選出されたのは、トルコ代表との決勝で16得点、12アシストを記録したシュルーダーだ。

シュルーダーは偉業を達成した後、「ドイツのGOATのダーク・ノビツキーを上回るには何が必要？」と質問されると、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。

僕はそれを狙うつもりはない。

ダークはビッグマンのバスケットボールを変えた男だ。

結局のところ、僕はデニス・シュルーダーだ。

誰もがそれぞれのレガシーを持っている。

ドイツ代表のデニス・シュルーダー「肌の色のせいでダーク・ノビツキーのような愛を受けることはない」

ダークがドイツ代表のために成し遂げたこと、そしてNBAで成し遂げたことが、僕たちが代表チームに参加して国を背負ってプレイするきっかけになった。

結局のところ、僕の名前はデニス・シュルーダーだ。

僕はただのデニス・シュルーダーであり、それが僕のレガシーだ。

チームメイトたちが活躍し、最高のレベルで戦って金メダルを獲得するため、やれることをすべてやる。

それが僕だ。

他のことは関係ない。

シュルーダーはドイツ代表を2022年ユーロバスケットで銅メダル獲得に、2023年ワールドカップで金メダル獲得に、そして今年のユーロバスケットで金メダル獲得に導いた。

ワールドカップでもMVPに選出されたシュルーダーは、ドイツのバスケットボール界のレジェンドと呼ばれるに値する功績を残したと言えるだろう。

なお、シュルーダーの決勝のスタッツは以下の通りとなっている。

–	トルコ
MP	34：10
PTS	16
TRB	3
AST	12
STL	1
BLK	0
TO	6
FG%	45.5％ （5/11）
3P%	33.3％ （1/3）
FT%	83.3％ （5/6）
+/-	+9