トルコ代表の一員としてユーロバスケットに出場したNBAオールスタービッグマンのアルペラン・シェングンは準決勝でギリシャ代表を下した後、NBAを代表するスーパースターのヤニス・アンテトクンポについて「あまりパスが得意ではない」などと発言した。

ギリシャ代表のヘッドコーチを務めるヴァシリス・スパノウリスが3位決定戦でフィンランド代表に勝利した後、シェングンの発言に言及した模様。

スパノウリスHCは銅メダルを獲得した後、シェングンの発言について次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。

君たちが先ほどヤニスに質問したことについてまず言わせてくれ。

シェングンがヤニスを語るにはまだ幼すぎる。

ヤニス・アンテトクンポがアルペラン・シェングンの発言を受け「僕はプレイで語る」

次に、バスケットボールを知らない人々からのいろんな意見を耳にした。

トルコのヤニス封じについてだ。

デタラメだ。

あれは我々の調子が良くなかっただけだ。

ヤニスに対するディフェンスに違いはなかった。

ヤニスはレイアップをひとりで4本ミスした。

チームメイトに6本以上パスしていた。

だが、決めることができなかった。

だから、そんなナンセンスな話は聞きたくない。

本当に馬鹿げている。

これはメディアや皆へのメッセージだ。

なぜなら、多くの人々はバスケットボールのことを知らないからね。

僕は常に真実を語る。

（トルコ代表の）コーチの（エルギン・）アタマンをリスペクトしている。

僕たちは素晴らしい関係を築いている。

友人でもある。

互いの意見を交わし合う仲だ。

彼は素晴らしいコーチだ。

だが、今回の件とは別の話だ。

なお、シェングンとアンテトクンポのユーロバスケットのスタッツは以下の通りとなっている。

–	A・シェングン	G・アンテトクンポ
G	9	7
MP	30.5	29.7
PTS	21.6	27.3
TRB	10.1	10.6
AST	6.6	4.1
STL	1.0	2.7
BLK	1.1	1.1
TO	2.9	0.9
FG％	55.0％	68.5％
3P％	31.8％	25.0％
FT％	75.4％	65.6％