ジョナサン・クミンガのエージェント「クオリファイングオファーにはメリットがある」

ゴールデンステイト・ウォリアーズは先日、制限付きFAのジョナサン・クミンガに3年7250万ドル(3年目はチームオプション)をオファーした。
だが、クミンガはチームオプションをプレイヤーオプションに変更しない限り、オファーを受け入れないと報じられた。
この状況にクミンガのエージェントが言及した模様。
クミンガのエージェントを務めるアーロン・ターナーによると、現状が続くならクオリファイングオファーを受け入れる可能性が高いという。ターナーのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
(クオリファイングオファーには)大きなメリットがある。
彼は行きたい場所を自分で選びたいと思っている。
だから、クオリファイングオファーは間違いなく現実的だ。
もし彼ら(ウォリアーズ)が今すぐ勝ちたいと思っているなら、そしてチームにとって重要な存在であり、幸せで公平に扱われる選手をこれからも望むなら、彼にプレイヤーオプションを与えるべきだと思う。
(プレイヤーオプションを与えると)トレード価値は少し下がってしまうかもしれない。
だが、今この瞬間を優先したいなら、(プレイヤーオプションを)与えるべきだ。
完璧な契約ではないかもしれないが、かなり良い契約だ。
彼もリスペクトされていると感じるだろう。
そうすれば全員が納得し、勝利に集中し、ステフ(・カリー)を助けることに専念できるんじゃないかな。
クオリファイングオファーにはメリットがある。
そのことについては話し合った。
トレードされることがなくなる。
来年夏に完全FAになる。
「サラリーキャップに余裕があるチームが10も12もあるなんてことはあり得ない」と言われるだろう。
だが、35歳未満で市場トップのウィングを獲得できる余裕があるチームは6チームある。
だから、大きなメリットがあるんだ。
もしクオリファイングオファーを受け入れた場合、クミンガは市場価値より低いサラリーで1年間プレイしなければならない。
だが、完全FAになる来年夏に行きたいチームを選ぶことができるようになる。
果たしてウォリアーズとクミンガ陣営はどのような結論を出すのだろうか?
なお、ウォリアーズはクミンガの去就が決定した後にアル・ホーフォード、ディアンソニー・メルトン、ゲイリー・ペイトンⅡと契約する予定と報じられている。