ケビン・デュラントのタイムアウト要求ミスにテクニカルファウルがコールされなかった理由とは?

昨季NBA王者オクラホマシティ・サンダーは現地21日に行われたレギュラーシーズン開幕戦でヒューストン・ロケッツを下し、連覇へ向けて好スタートを切った。
この日はダブルオーバータイムにもつれる熱戦だったが、第1オーバータイムの最終盤にレフェリーが適切にコールしていれば、サンダーはダブルオーバータイムに進むことなく勝利していたかもしれない。
シェイ・ギルジアス・アレクサンダーが第1OT最終盤にジャンパーを外した後、リバウンドを取ったケビン・デュラントがタイムアウトを要求。
Kevin Durant called a time-out with no timeouts remains but the refs ignored it.
— Hoops (@HoopMixOnly) October 22, 2025
Should have been a technical 👀 pic.twitter.com/OtTm1zfAoq
ロケッツにタイムアウトは残っていなかったため、本来であればテクニカルファウルがコールされるべきだ。
だが、タイムアウトとテクニカルファウルはコールされなかった。
では、なぜレフェリーはコールしなかったのだろうか?
クルーチーフを務めたザクk・ザーバは試合後、デュラントにテクニカルファウルをコールしなかった理由について質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
3人のゲームオフィシャルは誰もケビンのタイムアウトのシグナルを見ていなかった。
だから、時間が切れる前にタイムアウトは認められなかった。
デュラントがタイムアウト要求のジェスチャーをしてすぐ、近くにいたアルペラン・シェングンがデュラントを制した。
サンダーは結果的に勝利したわけだが、デュラントにとってほろ苦いロケッツデビュー戦になったことだろう。