トゥオマス・イサロHCがジャレン・ジャクソンJrとのやり取りを明かす

メンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJrは先日、指揮官トゥオマス・イサロHCのローテーションに不満を持っていると報じられた。
イサロHCはヨーロッパ時代にチームを成功に導いた、選手を短時間で入れ替えることによりフレッシュな状態でプレイさせる戦略を取り入れようとしているが、ジャクソンJrやジャ・モラントは「リズムを掴むのが難しい」と不満を持っていると噂されている。
だが、ジャクソンJrはイサロHCの戦略を理解し始めたのかもしれない。
グリズリーズが現地7日にダラス・マーベリックスに快勝した後、イサロHCとジャクソンJrが抱き合うシーンがあった。
イサロHCはこのシーンについて質問されると、笑顔で次のように語ったという。basketnews.comが伝えている。
彼は「どこを走ればいいのか、何が起きているのか、ようやく分かった」と言っていた。
あの瞬間はよく覚えている。
なぜなら、僕のシャツはまだ汗でびっしょりだからね。
僕の汗ではないよ(笑)
ジャレンがそう言った時、僕たちは笑顔になった。
「うまくいった」とか、「全員が同じ方向を向かなければならない」とか、そういった話もした。
彼はこのプロセスを通して素晴らしい仕事をしてくれている。
彼は自分自身にすごくプレッシャーをかけている。
素晴らしい資質だ。
まさにリーダーシップの基本だ。
彼は常に「もっと良くなるためには何ができるのか?」と考え、彼の周りにいる仲間たちを成長させるためにプッシュしているんだ。
全員が一丸となって戦う時、バスケットボールはすごく楽しいスポーツになる。
そうすることによって成功を掴むことができる。
これが我々の糧になることを願っている。
グリズリーズはマブスに勝利して連敗を4で止めたものの、次に対戦するのは昨季NBA王者のオクラホマシティ・サンダーだ。
果たしてグリズリーズはマブス戦の勝利を糧とし、飛躍することができるだろうか?


