ロサンゼルス・レイカーズのルーキー、アドゥ・ティエロが、現地15日に行われたミルウォーキー・バックスとのアウェイゲームでNBAデビューを果たした。

ティエロはガーベッジタイムにフリースローを沈め、NBA初得点を記録。

その後のファストブレイクで豪快なダンクを叩き込み、NBAで初めてフィールドゴールをマークした。

ADOU THIERO INSANE DUNK FOR HIS FIRST NBA CAREER POINTS 😭😭😭 pic.twitter.com/ipWFwzgD2d

— LakeShowYo (@LakeShowYo) November 16, 2025

レイカーズは試合後、ティエロのNBAデビューを祝うためにゲームボールを持ち帰ろうとしたものの、レフェリーが拒否。

しばらく話し合いが続くと、ヤニス・アンテトクンポが間に入り、レイカーズにゲームボールを手渡した。

The Lakers were trying to get the game ball for Adou Thiero but the ref wouldn't allow it.

Giannis went on, got the ball and handed it to Luka.

Class act by the Greek Freak pic.twitter.com/1tOHYzs1BL

— Italo Santana (@BulletClubIta) November 16, 2025

アンテトクンポは試合後、このシーンについて質問されると、以下のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。

何が起こっているのか分からなかった。

タナシスに聞いてみたら、何が起こっているか教えてくれた。

彼に「彼ら（フェレリー）はルーキーにボールを渡さないらしい」と聞いた。

僕には理由が分からなかった。

なぜボールを彼に渡さないのか理解できなかった。

だから僕はボールを取って彼らに渡したんだ。

アンテトクンポはこの日32得点、10リバウンド、5アシストを記録。

だが、バックスを勝利に導くことができなかった。

それにも関わらずスポーツマンシップと相手へのリスペクトを示したアンテトクンポは、NBA選手としてますます愛されるに違いない。