マーカス・スマートが古巣グリズリーズについて「こうなることは分かっていた」

元NBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのマーカス・スマートは、2023年の夏にメンフィス・グリズリーズに移籍した。
だが、怪我による離脱が相次いだスマートは、1年半後のトレードでワシントン・ウィザーズへ移籍。
グリズリーズは当時から主力選手たちが負傷などで離脱し、厳しい状況に陥りつつあったが、スマートもグリズリーズの崩壊の兆候を感じていた模様。
スマートは先日、グリズリーズについて次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
君たちも今(グリズリーズで)どんなことが起こっているか分かっているよね。
それは僕から始まった。
怪我から復帰したら、彼らに「君はここにいたくないと思っている」と言われ、トレードされた。
僕は怪我していたんだ。
「ここにいたくない」とはどういうことだ?
毎日全力でリハビリに取り組んでいた。
声を出して応援していた。
ベンチで選手たちを指導していたのは僕だけだった。
君たちもあのチームの状況を分かっているはずだ。
だが、コントロールできることをコントロールするしかない。
彼らの幸運を祈っている。
彼らは本当に努力家だ。
ただ、こうなることは分かっていた。
今起こっているのはその結果さ。
グリズリーズはスマートをトレードで放出した後、ヘッドコーチのテイラー・ジェンキンスを解雇。
その後のグリズリーズについては知っての通りだ。
グリズリーズは今季も主力選手たちの負傷離脱に苦しめられている。
果たして彼らはこの難局を打開することができるのだろうか?


