クリーヴランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスとケビン・ラブは、プレイヤーオプションを破棄することで完全FAとなることができる。

両者の去就にはシーズン中からさまざまな噂や憶測が巡っていたが、Ohio.comによると、キャブスのゼネラルマネージャーを務めるデイビッド・グリフィンは、ジェイムスとラブはプレイヤーオプションを破棄する可能性があるものの、キャブスと再契約を結ぶと確信しているという。

また、イマン・シャンパート、トリスタン・トンプソン、マシュー・デラベドバに対してはクオリファイングオファーを行使するという。

クオリファイングオファーを行使した場合、来年オフに制限付きFAとなる一方で、行使しなかった場合は完全FAとなるため、将来を見越したオファーと言えるだろう。

ただし、クオリファイングオファーは日本時間7月1日までに行使しなければならない。

なお、グリフィンGMは次のようにコメントしている。

「我々はこのグループをキープしたいと非常に強く思っている。スペシャルな、スペシャルなポテンシャルを秘めているグループだからね」

チームを牽引してきたジェイムスは、ほぼ確実に来季もキャブスでプレイするだろう。

だが、オプションを破棄するとなると、昨年夏のサプライズがどうしても脳裏をかすめてしまう。

とはいえ、古巣復帰を果たしたジェイムスが、ラリー・オブライエン・トロフィーをクリーヴランドにもたらさないまま他チームへ移籍することはないはずだ。