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ザック・ランドルフ「メンフィスのためなら何だってやる」

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ザック・ランドルフ「メンフィスのためなら何だってやる」

メンフィス・グリズリーズのザック・ランドルフは、2015-16シーズンがキャリア15年目となる。

2009-10シーズンからグリズリーズでプレイしているランドルフは“チーム・ファースト”の精神を決して忘れたりしない。

グリズリーズがタイトルを獲得するために、求められることは何だってやる気持ちを持っているのだ。

34歳のランドルフは、自身の役割について次のようにコメント。USA TODAYが伝えている。

「俺はまだ全盛期にあると思う。俺のゲームをやっていくつもりさ。でもね、それはこのチームを助けるために必要なことなら何だってやるという意味なんだ。出場時間が減ったとしてもね」

昨季のランドルフの平均出場時間は32.5分。
これは、2013-14シーズンの平均出場時間34.2分を2分近く下回る数字だ。

だが、グリズリーズの勝利のためなら、ランドルフはそれを厭わない。

コートの上では闘争心を全面に出し、チームを鼓舞するランドルフには、リーグ屈指のディフェンダーであるトニー・アレンも厚い信頼を寄せている。

「彼(ランドルフ)についての悪口は聞きたくない。彼は俺のブラザーなんだ」

昨季はレギュラーシーズン71試合に出場し、16.1得点、10.5リバウンド、1.0スティール、FG成功率48.7%を記録したランドルフだが、年齢と共に徐々にスタッツを落としていくだろう。

しかし、ランドルフが最も重視しているのはグリズリーズの勝利であり、チームメイトを如何にして気持ち良くプレイさせるかということだ。

オフシーズンになると、多くのプレイヤーがシューティング練習に時間を費やすが、ランドルはグリズリーズの勝利のため、ピック&ロールからチームメイトをオープンにさせるための練習に重点的に取り組んだという。

長期政権を築き上げるためにも、グリズリーズはランドルフの出場時間を徐々に減らし、若手プレイヤーの起用を増やしていくだろう。

それでもランドルフが重視するのは、チームの勝利だけだ。

2015-16シーズンのランドルフは“チーム・ファースト”の精神でグリズリーズに勝利をもたらしてくれるに違いない。

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