ダミアン・リラードがルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出
NBA2012-13シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーに、ポートランド・トレイルブレイザーズのダミアン・リラードが選出された。
今季、ルーキートップとなる1試合平均19得点を記録したリラードは、満場一致でルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出。
これまで満場一致で選出されたのは、ブレイク・グリフィン、デイビッド・ロビンソン、ラルフ・サンプソンのみだ。
今季のリラードは、ブレイザーズを牽引するプレイヤーに成長した。
勝利をもたらすショットを幾度となく決めてみせ、ブレイザーズにとっては欠かすことのできない選手となっている。
NBA2010-11シーズンまで、ブレイザーズにはブランドン・ロイ、アンドレ・ミラーといった優秀なポイントガードが在籍していた。
しかし、ブランドン・ロイが怪我によりNBAを引退(2012-13シーズンにミネソタ・ティンバーウルブズで復帰)、そしてアンドレ・ミラーがデンバー・ナゲッツに移籍したことにより、ポイントガードに弱点を抱えていたのは否めない。
そんな中、リラードの加入はブレイザーズにとって非常に意義のあるものだろう。
デビュー戦ではロサンゼルス・レイカーズ相手に23得点、11アシストを記録し、鮮烈なデビューを飾ったリラード。
シーズンで185本もの3Pを成功させ、ステフェン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が持っていたルーキー記録を更新した。
昨季のルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞したカイリー・アービング(クリーヴランド・キャバリアーズ)は今季、怪我に悩まされるシーズンとなってしまった。
リラードは大学時代に怪我に苦しんだ経験があるため、対処方法についてはしっかり学んでいるだろう。
NBAに現れた新星から来季も目が離せない。
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