日本時間11月12日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対シカゴ・ブルズ戦は、96-81でホームのブルズが勝利した。

ハーフタイムまでに9点のリードを奪ったブルズだったが、第3Qに入るとカイリー・アービングを中心としたキャブスに詰め寄られる。

4点差で迎えた第4Qは一進一退の展開が続くも、勝負どころで力を発揮したのはブルズだった。

残り8分20秒、1点差に詰められていたブルズはデリック・ローズのアシストでカルロス・ブーザーがジャンパーを成功。

さらに、3Pショット時にディオン・ウェイターズからファウルをもらったマイク・ダンリービーが、FT3本を落ち着いて沈める。

残り5分20秒、3点リードのブルズはファウルをもらったブーザーがFTを2本とも成功させると、ローズのレイアップ、ダンリービーのジャンパーなどでキャブスを徐々に引き離し、勝負を決めた。

ただ気になるのが、終盤のレイアップシュート成功後にしかめ面をでベンチへ下がったローズの状態だ。

ベンチでトレーナーによる処置を受けたローズが、その後試合に出場することはなかった。

自身の状態についてローズは、「軽い捻挫だよ。何も悪いことはない」とコメントしている。

一方の敗れたキャブスだが、アンドリュー・バイナムを先発起用。

この試合で11得点、6リバウンド、2ブロックショットを記録したバイナムにとって、先発出場するのは2012年4月22日のロサンゼルス・レイカーズ在籍時のオクラホマシティ・サンダー戦以来のことだ。

バイナムが調子を取り戻すことができれば、キャブスにとって大きな戦力となるのは間違いない。

–	1Q	2Q	3Q	4Q	TOTAL
キャブス	17	19	24	21	81
ブルズ	20	25	19	32	96

クリーブランド・キャバリアーズ　スタッツ

先発メンバー

• アロンゾ・ギー
• トリスタン・トンプソン
• アンドリュー・バイナム
• ディオン・ウェイターズ
• カイリー・アービング

得点

• カイリー・アービング：16
• トリスタン・トンプソン：14
• ディオン・ウェイターズ：13

アシスト

• カイリー・アービング：4

リバウンド

• トリスタン・トンプソン：13

チームアベレージ

• FG成功率41.3％
• 3P成功率35.7％
• FT成功率70.0％
• ターンオーバー：20

シカゴ・ブルズ　スタッツ

先発メンバー

• ルオル・デン
• カルロス・ブーザー
• ジョアキム・ノア
• ジミー・バトラー
• デリック・ローズ

得点

• カルロス・ブーザー：17
• デリック・ローズ：16
• マイク・ダンリービー：15

アシスト

• デリック・ローズ、カーク・ハインリック：7

リバウンド

• タージ・ギブソン：8

チームアベレージ

• FG成功率41.0％
• 3P成功率25.0％
• FT成功率92.3％
• ターンオーバー：11