トニー・パーカー トレードによる補強に頼らないスパーズを絶賛
1973年に前身のダラス・チャパラルズからサンアントニオ・スパーズにチーム名を変更して以来、スパーズはプレイオフ進出を4回しか逃したことがない。
最後にプレイオフ進出を逃したのは1996-97シーズンにまで遡る。
その後は勝率5割以上をキープし、常にトップレベルのチームとして君臨しているスパーズだが、その強さの理由についてトニー・パーカーが語った模様。
ベテラン選手を中心とした再建プランを打ち立てているチームが多い中、スパーズとボストン・セルティックスの違いについて聞かれたパーカーは次のようにコメント。expressnews.comが伝えている。
「他のチームについて語ることはできないけど、スパーズは所属するみんなに対してどんな時でも本当に誠実なんだ。ジョージ・ガービンやデイビッド・ロビンソン、ショーン・エリオットを見てみなよ」
ガービン、ロビンソン、エリオットの3選手はスパーズのコアとして活躍した選手だが、ガービンは1985年にシカゴ・ブルズへトレードされ、エリオットは一度デトロイト・ピストンズへ移籍し、その後スパーズと再契約した。
つまり、デイビッド・ロビンソンのようにスパーズ一筋でキャリアを終えたわけではないが、ガービンとエリオットが引退した後、スパーズはガービンをチームコミュニティの責任者に任命し、エリオットにスパーズのブロードキャスターを任せている。
現在のスパーズを牽引するパーカー、ティム・ダンカン、マヌ・ジノビリも、おそらくスパーズでキャリアを終えることになるだろう。
そしてカワイ・レナードら次世代選手も台頭してきている。
即戦力をトレードで求めず、長期的な観点で選手を育成しているからこそ、スパーズが常にトップクラスのチームであり続ける理由なのだ。
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