今季、ロサンゼルス・レイカーズがプレイオフに進出する可能性はほぼないと言っても過言ではないだろう。

そのレイカーズにはタンクの噂もあり、レジェンドのマジック・ジョンソンは「レイカーズは毎試合負ければ良い」と発言している。

そんな中、ジーニー・バスがタンクの噂について言及した模様。espn.go.comがバスのコメントを伝えている。

「もしタンクのモードに入って、それを3年も続けるなら、それは若い選手たちに悪い習慣をもたらすことになるわ。それって許せないことだと思うの。無責任なことだわ。どんなリーグにおいても、そのようなことがあるとは思わない」

バスのコメントは正論だ。

だが、タンクを狙って昨季を過ごしたとされるフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、負傷者が出ているとは言え、未だに苦しい戦いを強いられている。

数年のうちに結果を出すことができなければ、若い選手たちが他チームとの契約を選択する可能性も否めない。

ここ数年におけるレイカーズの戦略は、ことごとく裏目に出ていると言っても良いだろう。

満を持して獲得したドワイト・ハワードはわずか1年でヒューストン・ロケッツへ移籍し、チームの再興を託されたスティーブ・ナッシュもレイカーズ加入後は満足いくシーズンを送れていない。
カーメロ・アンソニーやレブロン・ジェイムス、ケビン・ラブらの獲得にも失敗してしまった。

なお、レイカーズが2年連続でプレイオフ進出を逃したのは、前身のミネアポリス・レイカーズ時代を含め、1974-75と1975-76シーズンのみとなっている。