「ほとんどのヤツはコービーとプレイしたくない」

ミルウォーキー・バックスのジャレッド・ダドリーは、そう言い放った。

だが、ダドリーがターゲットにしているのはコービー・ブライアントだけではない。

今度はニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーに牙を剥いた模様。ダドリーのコメントをThe Herdが伝えている。

「俺がカーメロについて言うのは、カーメロがトップ5の選手として見られてるからなんだ。彼はNBAでトップ5として見られてる」

「彼には（プレイを）簡単にできる能力がある。彼は他の選手たちがもっと良くなるようにしないといけない。ディフェンスも次のレベルに上げないとね。チームをプレイオフへ導かないといけないんだ」

「レブロン（・ジェイムス）は、あのロスターでチームをプレイオフへ導いた。少なくとも第8シードだっただろうね」

ダドリーが言っていることは分からなくもないが、アンソニーがリーグトップ5だという点については言い過ぎだろう。

かつてのようなパフォーマンスをアンソニーは発揮できていない。

また、“キング”ジェイムスとの比較も、アンソニーには酷かもしれない。

なお、この発言についてダドリーは後日謝罪した。

「あれは真実じゃなかったから、言うべきじゃなかった。カーメロについての発言について謝罪する。彼は他の選手たちを活かし、ディフェンスも力を入れないといけない。だから、見ててフラストレーションを感じることがあるんだ。だけど、彼が最も過大評価されている選手だという俺の発言は間違いだった。彼はおそらくトップ4もしくはトップ5のスコアラーだね。だけど、それじゃ十分じゃない。ナンバー1の選手、マックス契約の選手であるなら、確かな結果を残さないといけないのさ」