リーグ随一の問題児として知られるランス・スティーブンソンは先日、トレードでシャーロット・ホーネッツからロサンゼルス・クリッパーズに移籍した。

レブロン・ジェイムスの耳に息を吹きかけるなどし、話題となったスティーブンソンだが、ホーネッツでは期待されたほどのパフォーマンスを見せることができなかった。

ロッカールームでも問題があると噂されているスティーブンソンだけに、クリッパーズでもその存在が不暗視されている。

だが、スティーブンソンは自分自身に問題があるとは考えていない模様。スティーブンソンのコメントをESPNが伝えた。

「その噂を吹き飛ばすために、今年の俺はハードに働くよ。あれは問題じゃない。ロッカールームでの俺はすごく良い存在なんだ。俺と一緒にプレイしたことがある全選手に聞いてみなよ。コーチにも聞いてみな。俺はロッカールームですごく良い存在なのさ」

「俺の名前にネガティブなタイトルをつけてもらいたくない。だって、それは俺じゃないから。俺はグッド・ロッカールーム・ガイなんだ」

ドック・リバースHCは、スティーブンソンがインディアナ・ペイサーズ時代のような輝きを取り戻せると信じている。

また、スティーブンソンの契約2年目はチームオプションとなっているため、もしスティーブンソンが機能しなかったとしても、クリッパーズはダメージを最小限で留めることができるだろう。

一方で、評判を落としてしまったスティーブンソンにとって、2015-16シーズンはキャリアでの成功を占う年となるかもしれない。