コービー・ブライアント「友は去るがバナーは永遠」
現在のリーグで孤高の男をひとり挙げるとするならば、やはりロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントだろう。
時にはチーム内でも孤立しているかのように見えるブライアントだが、ESPNのインタビューで次のようにコメントした模様。
「友は去るがバナーは永遠に掲げられる」
Kobe is asked about not being a great friend all the time.
His response: "Friends come and go but banners hang forever."
— Baxter Holmes (@BaxterHolmes) 2015, 6月 28
何とも悲しげなコメントに聞こえるが、ブライアントにとって人生を賭けるべきものはタイトルに他ならないのかもしれない。
また、ブライアントは自身の友人関係について次のように言及。gq.comが伝えた。
「俺には友人がいる。だけど、“親友”になろうとしたことは一度もない。俺は良い友人になれる。だけど親友にはなれない。親友なら毎日のように連絡を取り合って、相手の誕生日も覚えてるんだろうね。俺は覚えてないんだ。そして、そのことはみんな分かってくれてる」
「誰だって好きな人間に魅力を感じるよね。だけど、映画で見るような関係性は俺には無理。リーグにいる選手たちとは良い関係を築いてる。レブロン(・ジェイムス)とは時々メールを送り合う。KG(ケビン・ガーネット)とも時々メールを送り合う。でも大きな観点で見ると、友情を築くということは多分俺がやったことのない何かなんだ。独りよがりじゃないよ。弱さ、弱さだよ」
来季限りでの現役が噂されているブライアントだが、将来的にはほぼ確実に殿堂入りするだろう。
そして、引退セレモニーや殿堂入り式典には多くの友人が駆けつけ、祝うはずだ。
その時になって初めて、ブライアントは良き友が周りに存在していたことに気付かされるのかもしれない。
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いい記事ですね
友情も深まりすぎるとデアンドレみたいになってしまうんでしょうか
コメントありがとうございます(^_^)
(笑)
ふとNBAで一番コミュ障なのは誰だろうと思った
コメントありがとうございます(^_^)
記者から逃げ回ったアンドリュー・バイナムじゃないですかね(笑)
名言にも聞こえますが何か少し切なさも感じるコメントですね(・ω・)ノ友人関係よりもバスケットを常に優先にしてたんだなと感じますね(・ω・)ノ
コメントありがとうございます(^_^)
寂しすぎます・・・