チャウンシー・ビラップス「ナゲッツはタイ・ローソンをトレードすべき」
かつてデンバー・ナゲッツでプレイしたことがあるチャウンシー・ビラップスは、古巣の現状を嘆いている。
ジョージ・カールを解雇した後、ナゲッツは一度もプレイオフに進出することができず、挙句の果てには主力選手からトレード希望が出る有り様。
特に先発ポイントガードのタイ・ローソンの行動は目に余ると言っても過言ではないだろう。
レギュラーシーズン中からトレード希望を口にし、さらには練習を欠席。
また、今年のドラフト1指名でサクラメント・キングスがポイントガードではなく、センターを獲得したことを受け、「俺はキングスに行くことになるだろうね」と発言。
もはやナゲッツは眼中にない状況だ。
よほどローソンの言動が気になったのか、ビラップスはローソンについて次のように言及した。cbssports.comがビラップスのコメントを伝えている。
「タイはチームのリーダーとして求められてることをやってない。求められているリーダーシップを示してないんだ。(エマニュエル・)ムディエという名の若い選手がチームに入ってきた。このリーグでスターになれるチャンスが彼にはあると私は思ってる。現時点でナゲッツのベストプレイヤーはタイ・ローソンだよ。だけど19歳や20歳でリーグに入ってきた若手は、コート上、そしてコート外でベストプレイヤーの真似をしようとする。だってベストプレイヤーになりたいんだから。ムディエの幸せとムディエの成長のことを考えると、タイ・ローソンを動かさないといけない」
ただ、ナゲッツ側もローソンのトレードを計画している。
しかしながら、ローソンの引き取り手が見つからない状況が続いているようだ。
ローソンを含めたトレード交渉をダラス・マーベリックスと行ったとされているが、マブスはデロン・ウィリアムスとの契約が濃厚であるため、ローソンのトレードに応じることはないだろう。
リーグ屈指のスピードでディフェンダーを置き去りにし、小柄ながらも時にはダンクを叩き込むほどの身体能力を有するローソン。
彼に明るい未来はあるのだろうか?
あるとすれば、それはナゲッツではないことは確かだ。
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