スタン・バン・ガンディHC グレッグ・モンローについて「アンドレ・ドラモンドとベストフィットとは思わない」
デビュー以来デトロイト・ピストンズでプレイし続けてきたグレッグ・モンローは、この夏にミルウォーキー・バックスとの契約を決断した。
ピストンズのスタン・バン・ガンディHCは昨季、アンドレ・ドラモンドとグレッグ・モンローを中心としたチーム作りのため、二人のオフェンスの妨げとなっていたジョッシュ・スミスを放出。
今後長くドラモンドとモンロー体制が続くと思われていたが、バン・ガンディHCは昨季終盤、ドラモンドとモンローの共存に疑問を感じ始めていたようだ。バン・ガンディHCのコメントをESPNが伝えている。
「彼(モンロー)とアンドレ・ドラモンドがベストフィットだと私は思わない。機能しないって言ってるわけじゃないけど、確実にベストフィットじゃない。まず第一に、試合はスモールバスケットボールに移行しつつあり、良いスピーディーな展開になってきてるよね。ビッグマンを二人抱えているチームの場合、少なくともどちらかひとりが離れた場所からショットを成功させることができる。インディアナ(・ペイサーズ)だとデイビッド・ウェスト、メンフィス(・グリズリーズ)だとザック・ランドルフといったようにね。彼らは5mくらいの距離があってもショットを決めることができるんだ」
「グレッグとマックス契約を結ぶなら、ふたりのセンターを共にプレイさせなければならない。オフェンスは少しタフだったけど、本当の問題はディフェンスにあった。本当にタフだった。我々はグレッグに厳しい仕事を頼んだけど、彼は良い仕事をしてくれたよ。だけど、ケビン・ラブのようなアウトサイドがある選手をディフェンスする場合、やっぱり厳しかったんだ」
モンローを失ったピストンズは、アウトサイドショットを打てるビッグマン、アーサン・イリヤソバを獲得。
さらにマーカス・モリスを獲得したことにより、スモールバスケットボールに対抗できるだけの布陣を揃えたと言える。
モンローとの決別が正しかったか否かは、来季中に明らかになるだろう。
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