クリスタプス・ポルジンギス「食べてトレーニングして強くなる」
アスリートにとって、自身の弱点を知ることはさらなるレベルアップへ向けた第一歩となる。
弱点を克服しなければ、トッププレイヤーとして名を馳せるのは難しいだろう。
ニューヨーク・ニックスのルーキー、クリスタプス・ポルジンギスはアウトサイドショットも打てる期待のビッグマンだが、フィジカルの弱さは否めない。
屈強な大男たちがひしめくリーグにおいて、現在のフィジカルで戦うのは至難の業だ。
だが、ポルジンギスは自身の弱点を認識し、改善へ向けて早くも取り組んでいる模様。ポルジンギスのコメントをthe New York Postが伝えた。
「サマーリーグでは良いプレイができた。今度はNBAで良いプレイをするつもりさ。トレーニングキャンプがもうすぐ始まるし、俺はもう一度証明しないといけない。できるだけハードにプレイして、出場時間を稼いでみせるよ」
「実家(ラトビア)では兄とトレーニングしてたよ。ウェイトリフティングをしたり、ジムに行ったりしてね。だけど、少しはリラックスしたかったかな。ここ(ニューヨーク)に移ったから、たくさん食べて、たくさんウェイトトレーニングをして、もっと強くなることに集中できる」
サマーリーグを終えた後、ポルジンギスはわずかの間ではあるがラトビアへ帰国したという。
だが、メディアの取材が殺到し、実際にとれた休息はごくわずか。
ラトビアでの最後の数日はビーチで休暇を楽しんだというが、ニューヨークへ戻るなりトレーニングを開始している。
サマーリーグでは一定の成果を残すことができた。
だが、あくまでサマーリーグでの話であり、世界トップの選手たちが集うNBAで通用するとは限らない。
それでも自身の弱点を理解し、改善に努めているということは、ルーキー選手としては良い兆候と言えるだろう。
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