バイロン・スコットHC 昨季のコービー・ブライアントの酷使を後悔
ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントは、長い出場時間を求めることでも知られている。
すでに37歳ということもあり、長年の疲労が蓄積したのか、ここ数シーズンのブライアントは怪我が続発。
昨季はキャリア平均より出場時間を抑えたものの、1月に肩を負傷し、手術を余儀なくされた。
レイカーズを率いるバイロン・スコットHCは、ブライアントに期待を寄せていたがゆえに酷使してしまったことを後悔している模様。スコットHCのコメントをthe Orange County Registerが伝えている。
「(ブライアントの離脱は)残念だった。罪なのかは分からない。コービーは戦う男だということを私は知ってるし、長い出場時間を求める。私もまた戦う男。彼をコートに立たせることで、勝利への最高のチャンスを得ることができる。だけど、何よりも彼のことを考えなければならなかったということも、私は分かってる。昨季中、私は彼がもっと長い時間プレイできると考えたことがあった。私は二度と同じ過ちは犯さない」
「私が下さなければならない最も大きな決断は、出場時間だと思う。できるだけ出場時間を制限する。連戦の時もね。我々はそれについて話し合わなければならない。彼はプレイしたがってる。もし来季が彼の最後の年であるならなおさらだ。彼とは何度も電話で話し合った。出場時間や連戦についてね。トレーニングキャンプが近づくにつれて、より腰を据えて話し合うことになるだろう。なぜなら、来季が彼のラストイヤーなら、彼にはコートに立っていてもらいたいから。怪我をしてほしくないんだ」
まだ出場時間が制限されるかは分からないものの、今年のレイカーズはここ数年で最もロスターが厚い。
それゆえに、出場時間を30分程度に抑え、連戦では休養を与えるケースも出てくるだろう。
スコットHCが自身の信念基づいたコーチングをしてくれることを願いたい。
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